国民の生活を保障する保険制度において、社会保険と国民保険はしばしば比較されます。
そこで今回は、社会保険と国民保険の違いについて見ていきましょう。
▼社会保険と国民保険の違い
社会保険と国民保険の違いを知るにあたっては、わかりやすい要素が2つあります。
■健康保険
社会保険における健康保険は、会社が独自に運営する健康保険組合を指します。
一方の国民保険は、国民健康保険組合です。
両者の一番の違いは保険料の負担で、社会保険は会社が保険料の半分を負担します。
一方の国民健康保険は、保険料の全額が加入者の自己負担です。
医療機関で支払う負担割合は収入に応じて決まるため、保険料の負担が軽い分、社会保険の方がお得と言えるでしょう。
■年金
年金も、社会保険と国民保険で違いがあります。
会社に勤めている方は、厚生年金と呼ばれる年金です。
こちらも健康保険と同じく、掛け金の半分を会社が支払います。
一方の国民保険は国民年金で、掛け金の全額を支払わねばなりません。
受け取る年金の額は、会社が負担してくれている分だけ、社会保険の厚生年金の方が多めです。
国民年金に比べると、1カ月当たりの差額は10万円から15万円程度と、かなりの開きがあります。
個人事業主や厚生年金制度を導入していない会社で働く方は、掛け金の負担が重いわりにはもらえる額が少ないのがつらいところです。
▼まとめ
社会保険と国民保険の違いについて、健康保険と年金を例に見てきました。
「両者の違いについてよく知らなかった」という方は、ご自分の加入状況を確認してみてはいかがでしょうか。
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