鳶職と聞くと「建物を建てる」「外壁の塗装」などのイメージを持っている方が多いと思います。
実は鳶職の仕事内容はさまざまで、大きく3種類に分けられているんです。
そこで今回は、鳶職の仕事内容と鳶
職人になるための方法について解説します。
▼鳶職の仕事内容
鳶職は主に「
足場鳶」「
鉄骨鳶」「重量鳶」の3つに分類されます。
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足場鳶
足場鳶は、現場の
仮設足場の設置から解体まで行います。
そのため形には残らない仕事ですが、他の鳶
職人を支える重要な役割を担っているのです。
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鉄骨鳶
鉄骨鳶は、建物の基盤となる骨組みを組み立てる作業を行います。
高所での危険を伴う作業やクレーンを使用するなど、専門性の高い職種です。
■重量鳶
重量鳶は、建物内に機械などを設置する作業を行います。
機械の設置には数ミリ単位での正確性が求められるため、繊細な作業技術が求められる職種なのです。
▼鳶
職人になる方法
鳶
職人になるには、建設関連の会社や鳶職を専門としている会社に就職する必要があります。
基本的には学歴や経験不問のところが多く、就職自体は難しくないと言われています。
しかし
職人の見習いとしてスタートするため、コツコツと知識や技術を身に付ける必要があるのです。
▼まとめ
鳶職と一言でいっても大きく3種類に分類されており、職種によって仕事内容は異なります。
仕事内容は異なりますが、どの職種も現場と建物の安全を守る役割を担っている重要な仕事ということは変わりないと言えますね。
一般的に就職は難しくないと言われていますが、鳶
職人として一人前になるためにはしっかりとした下積みが重要です。