建築現場ではさまざまな工事が行われますが、支保工と
足場はどう違うのでしょうか。
今回は、支保工と
足場の違いについて見ていきましょう。
▼支保工と
足場の違い
支保工と
足場では、構造と役割に大きな違いがあります。
■支保工の構造と役割
支保工(しほこう)とは、土木工事や建築工事の際に作られる仮の構造物です。
坑道やトンネルを作るにあたって、掘削から覆工までの間に土が崩れてこないよう、支える役割を果たしています。
支保工では、上からだけでなく横からの崩れも防止しなければならないので、形を維持することが重要です。
土をとめておくために行う場合は、「土止め支保工」と呼ばれます。
■
足場の構造と役割
足場は「
足場工事」を意味し、高所での作業を行うにあたって
足場を確保するための
仮設工事です。
どちらも
仮設の構造物を作るのは同じですが、役割が全く異なります。
足場には「単管
足場」や「枠組み
足場」「吊下げ
足場」などのさまざまな種類があり、構造物に適した
足場を組まなければなりません
場合によっては、
足場を組むスペースがないところにも組み立てねばならず、熟練の技が求められる作業です。
足場工事は専門とする鳶が、さまざまな
足場の組み立技術を駆使して作業を行います。
▼まとめ
建築現場で作られる支保工と
足場について、それぞれの役割をもとに違いを見てきました。
担う役割は違いますが、どちらも現場に欠かせない
仮設工事ですね。
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